ベルタ・カセレスの死における米国の関与をめぐる疑問が高まる中、ホンジュラス軍への資金提供を止めるようオバマに要求

2016/5/24(Tue)
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米国土安全保障省長官のジェイ・ジョンソンは、テグシガルパ訪問から帰米しました。彼はそこで、ホンジュラスの大統領フアン・オルランド・エルナンデスと、移民と安全保障について会談しました。ジョンソンのホンジュラス訪問と前後して、ホンジュラスと米国ではホンジュラス軍への米国の資金提供停止を求める活動家たちが増え続けています。ホンジュラスの治安部隊による人権侵害、違法な殺人、そして国際的に有名な環境活動家ベルタ・カセレス殺害関与を弾劾しているのです。ベルタが殺される前、彼女と彼女の組織「ホンジュラス民衆と先住民の国民協議会」(Civic Council of Popular and Indigenous Organizations of Honduras:COPINH)は、ホンジュラス治安部隊の上層部と自警団的組織によって長い間、抑圧の標的になってきました。5月初旬、彼女の殺人に関係したとして4人が逮捕され、その中には陸軍少佐マリア―ノ・デイアス・チャベス、退役大尉と報じられているエディルソン・デュアルテが含まれていました。複数のメディアは、デイアス・チャベスは米国のレンジャー部隊員が支援するホンジュラスの高名な特殊部隊コースTESONを卒業したと報じ、ベルタの殺人を実行するのに米国で訓練された部隊が関係していたかどうかについて疑問を提起しました。「政治生態学センター」(Center for Political Ecology)のプロジェクトである「権利と生態学」(Rights & Ecology)の代表アニー・バードから話を聞きます。

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