活動家達がシカゴ警察による「恐怖支配」の終焉を求める中 レキア・ボイド殺害警官が辞職

2016/5/18(Wed)
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今日のデモクラシーナウ!は、イリノイ州シカゴからの放送です。当地で起き大きな話題を呼んだ、武器を持たないアフリカ系米国人男女の警官による銃撃事件数件のその後の大きな進展、さらに独立系メディアが警察の不祥事の暴露にいかに主要な役割を果たしてきたかを見ていきます。非番の日、自分の家の近くで友達とたむろしていたレキア・ボイドを銃撃した件で懲戒免職処分に処されるべきかいなかを問う公聴会を数日後に控えていた警官ダンテ・サービンが 17 日、シカゴ警察を辞職しました。辞職は、シカゴ市長ラーム・エマニュエルが、懲戒処分をもたらすことなどまずない生ぬるい捜査で批判を浴び問題となっていたシカゴ市の警察監視局を撤廃すると今週発表したのと期を一にして起こりました。エマニュエル市長自身も、2014 年に警官から 16 回の発砲を受けて死亡したラクアン・マクドナルド事件の隠蔽疑惑で辞職要求に直面しています。「インビジブル・インスティチュート」(Invisible Institute)設立者でフリーランス・ジャーナリストのジェイミー・カルベンに話を聞きます。カルベンは、ラクアン・マクドナルドが 16 回銃撃されたことを示す検視報告書を公表し、銃撃が写っているビデオの存在を最初に報道した記者でした。シカゴ警察の不祥事の報道でここ数ヶ月間にジョージ・ポーク賞とイジー賞、ライデンアワー勇気賞(Ridenhour Courage Prize)を受賞しました。非営利団体「アサタの娘たち(Assata's Daughters)」の共同設立者でオルガナイザーのペイジ・メイもゲストです。メイは国連拷問禁止委員会に派遣された代表団「 我々は大虐殺を告発する(We Charge Genocide)」の一員でした。

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