アラバマ州刑務所ストライキ組織者が獄中から語る:これは生きるための闘争だ 

2016/5/13(Fri)
記事番号: 
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アラバマ州の囚人による10日間のストライキ後の近況を刑務所の中からお届けします。囚人たちが抗議しているのは超過密で劣悪な生活環境に加え、奴隷制度と「刑事罰を除く」苦役を禁止している(つまり無報酬の囚人による強制労働に合法性を与えている)アメリカ合衆国憲法修正第13条です。「このストライキは、大量投獄に抗議するための手段です。刑務所システムは、経済システムである奴隷制度の延長線上にあると我々は考えています」と、ホルマン矯正施設の独居房から電話を通じてキネティック・ジャスティスが語ります。彼はフリー・アラバマ・ムーブメントの共同設立者で、ストライキを組織した1人です。最初は裁判所や国会議員を通して嘆願をしようとしたが、失敗に終わったと話し、「我々が投獄されているのは、刑務所システムによって生み出される労働力と収益がめあてだと考えています。なので、我々は私たちの労働力を組織し、アラバマ州刑務所システムの改革をもたらす手段と方法として使いしました」と話します。

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