「#StopTrump」抗議者、トランプ候補の集会阻止で高速道路を封鎖

2016/5/9(Mon)
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共和党大統領候補の指名獲得がほぼ確実視されているドナルド・トランプ候補は7日、大統領選のキャンペーンで初めてワシントン州を訪れました。トランプ候補はまずスポケーン、次にリンデンを訪れ、数千人の支持者に向けて演説しました。演説では、製造業の職が失われていることに批判の矛先を向け、11月の本選ではワシントン州を必ず取ると宣言しました。トランプ候補はさらに、シリア難民が脅威となっているとの警告も発しました。一方、会場の外では「#StopTrump」の活動家ら数十人が、集会場所となったカナダ国境近くの農村コミュニティのあるリンデンの高速道路を封鎖しました。参加者らは、塩ビパイプで作られた「ロックボックス」(lock box)と鎖を使い、2本の車線をまたいだ人間の鎖を作りました。3人の活動家が逮捕されました。活動家らはこの行動について、「恐れと憎しみに根差した選挙戦」に抗議するものと語りました。この抗議活動で30分以上交通が妨げられ、多くのトランプ支持者らが足止めされることになりました。デモクラシー・ナウ!は現場で抗議活動を取材しました。

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