『暗殺複合体』:ジェレミー・スケイヒルとグレン・グリーンウォルドが新著で米国の極秘無人機戦争を徹底検証

2016/5/3(Tue)
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オバマ政権は、通常戦闘地域外の国での無人機攻撃で殺害されたと米政府が考えている数を初めて発表する準備をしていますが、番組では5月3日に発売される新刊に描かれている米国無人機計画のまったく異なった像を検証します。ジェレミー・スケイヒルとザ・インターセプトのスタッフによるThe Assassination Complex: Inside the Government’s Secret Drone Warfare Program(『暗殺複合体:政府の極秘無人機戦争計画の裏側』)は、内部告発者から提供された政府の漏洩文書を基にしています。この文書は、無人機攻撃は正確だとする政府の主張を覆すものです。この本には、アフガニスタン北東部の「大打撃作戦」(Operation Haymaker)と呼ばれる計画を検証している箇所があります。5カ月の作戦の間に空爆で殺された約90%の人々が設定された標的ではなかったといいます。この本は、2015年にザ・インターセプトが発表したいくつかの記事が基になっています。また、国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンと、ザ・インターセプトのピュリッツァー賞受賞ジャーリストであるグレン・グリーンウォルドの寄稿も含まれています。ジェレミー・スケイヒルとグレン・グリーンウォルドから話を聞きます。

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