ロバート・ライシュ: ドナルド・トランプとジェブ・ブッシュは1%の富裕層のための減税を計画

2015/9/30(Wed)
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共和党の大統領選候補者たちは選挙遊説の中で、全国的な経済的不均等の拡大にも関わらず、富裕層のための大幅減税を提案しています。9月28日、ドナルド・トランプは所得税率を1931年以来最も低い水準へと引き下げ、法人税を軽減し、相続税を廃止する改革案を発表しました。一方、元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュは経済政策の一環として、法人と個人を対象にした大幅減税を提案しました。この提案が実現すれば、ブッシュ自身も何百万ドルもの税金を節約できます。クリントン政権下で労働長官を務め、現在はカリフォルニア大学バークレー校の教授ロバート・ライシュに話を聞きます。近著にSaving Capitalism: For the Many, Not the Few(『資本主義を守る:少数ではなく多数のために』)があります。

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