米国で数千人がインドのナレンドラ・モディ首相に抗議 人権保護の実績めぐり

2015/9/29(Tue)
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インドのナレンドラ・モディ首相は9月28日国連総会で演説し、米国とインドの通商関係強化に重点的に取り組んだ7日間の米国滞在を終えました。100人を越える米国の学術関係者たちは、モディのシリコンバレー訪問に抗議する手紙を書き、大手技術企業に「人権と市民の自由、そして教育文化機関の自治への軽視が実証された」インド政府とビジネスをすることの危険性を警告しました。モディは首相に選出される前、長年にわたって米国に入国禁止になっていました。モディが州首相を務めたグジャラート州で起きた2002年の反イスラム教暴動で1000人以上が死亡した事件との関わりを問われたからです。彼は当時の行動を謝罪したことも説明したこともありません。今回の抗議の手紙に署名した、トリニティ・カレッジ教授のヴィジャイ・プラシャドと、2006年にライト・ライブリフッド賞を受賞したインド出身のダリット(不可触民)の活動家ルース・マノラマから話を聞きます。

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