エクソン社の大いなる気候変動隠蔽工作の内側: 初期の気候変動研究から大規模な気候変動否定派まで

2015/9/24(Thu)
記事番号: 
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「インサイドクライメット・ニュース」(InsideClimate News)が作成した新たな報告書は、石油大手エクソンモービル社が、数十年前に独自の研究ですでに化石燃料の使用が地球温暖化につながることを認めていたことを明らかにしました。1977年には、同社の上級専門家が、化石燃料を燃やすことで人類に害を及ぼす可能性があると警告し始めました。当初、同社はこのような研究プログラムに意欲的で、超大型タンカーに空気中および海の二酸化炭素量を調査する機器を装備させました。しかし80年代終わりごろには態度を変え、気候変動否定派の先導をとるようになりました。90年代以来、エクソンモービル社は、自社の専門家が数十年前に認識していた科学を否定するために数百万ドルを費やしています。

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