カリフォルニアのジェノサイドに関わったフニペロ・セラを列聖する教皇フランシスコに先住民が抗議

2015/9/23(Wed)
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18世紀のスペイン人宣教師フニペロ・セラを列聖するというフランシスコ教皇の決断が、多くの先住民グループによる猛烈な抗議を引き起こしました。せラはカリフォルニアで現在の州の基礎となった21の伝道団のうちの9つを設立した人物です。宣教師たちの到着後、何十万もの人々が亡くなりました。歴史家のアルビン・ジョセフィーは、カリフォルニア州で起きたことは、「北アメリカ大陸において、すべての部族民に降りかかった、もしくは今後降りかかるであろう、ジェノサイドに近いものだった」と言います。アマ・ムツン部族代表のバレンティン・ロペスに話を聞きます。ロペスはフニペロ・セラを列聖するという教皇の決定に反対する運動を率いています。

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