共和党の大統領候補討論会:フィオリーナ中東への武器輸送の拡大を主張、ポール軍事介入をけん制

2015/9/17(Thu)
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ここ数週間で支持率が急上昇している元ヒューレット・パッカード社のCEOカーリー・フィオリーナが、ゴールデンタイムに放送された共和党の大領領候補討論会に初めて参加しました。彼女は外交政策において強硬なタカ派として浮上しており、中東への武器輸送を増やすと明言しています。大統領として最初に行うこととして、イランの核施設をいつでも米国調査団に公開することを要求をするとしています。一方、ケンタッキー州のランド・ポール上院議員は米国の外国への介入を非難し、「我々は軍事介入が時に裏目に出ることを学ぶべきだ。イラク戦争は全く裏目に出て我々の助けにはならなかった」と述べました。不動産業界の大物ドナルド・トランプと元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュは、ジョージ・W・ブッシュ前大統領の外交政策のレガシーについての討論に拍車をかけました。ピューリッツアー賞受賞の調査報道記者ディビット・ケイ・ジョンストンと政治記者のジョン・ニコルズに候補者たちの外交政策について話を聞きます。

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