オマリー候補 「黒人の命も大切」運動 フレディ・グレイ事件 ボルチモア市長時代の業績への批判に答える

2015/9/10(Thu)
記事番号: 
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テレビ・ドラマ、『ザ・ワイヤー』(THE WIRE)の製作者として知られる、ボルチモア在住のデイビット・サイモンは、先日のデモクラシー・ナウ!のインタビューで、民主党大統領候補に名乗りをあげたマーティン・オマリーのボルチモア市長時代の治安維持政策を批判しました。サイモンは、「(オマリーは)公約した殺人事件件数減少を実現できなかったため、その後の3~4年間は『とにかく全員を警察の護送車に放り込め』と指示したかのようだった」、そして「オマリー候補がメリーランド州知事を目指していたあの3年間は、ボルチモアでは不審な目つきで警官を見たというただけで護送車に放り込まれ、拘置所で一晩過ごすはめになった」と言います。この発言についてオマリーの応答と、先日行われた進歩派政治活動家の会議「ネットルーツ・ネイション」(Netroots Nation)で、「黒人の命も大事」(Black Lives Matter)運動活動家にスピーチを中断されたこと、そして、この活動家たちがアフリカ系アメリカ人殺害事件が数多く起こるのは「非常事態」であると宣言したことについても話を聞きます。オマリー候補はまた、ボルチモア警察で拘束中に亡くなったフレディ・グレイの事件についても語ります。

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