ドイツの国会議員:難民危機の原因は米国主導の中東での戦争

2015/9/9(Wed)
記事番号: 
1

国連の推定によると、シリア、アフガニスタン、パキスタン、イラク、サハラ以南のアフリカやその他地域での暴力と騒乱から逃れるために、2015年に地中海を渡ってヨーロッパに避難しようとする人の数は少なくとも85万に上りそうです。今年に入って既に36万6千人がヨーロッパに到着しています。本日、欧州委員会委員長はEU加盟国に対し、戦禍のさなかにある国々から合計16万人の難民を受け入れるよう求めました。ドイツ連邦議会の議員で、左翼党の人権問題担当者であるアネッタ・グロスに話を聞きます。グロス議員は先週ハンガリーから帰国したばかりで、訪問中にブダペストの鉄道駅に足止めされている数千人の移住者を目撃しました。「この大量移住の原因は何か?戦争、そしてテロです。責任は米国の前政権にあります」とグロスは言います。

共有します