グアテマラの転換点:ノーベル賞受賞者リゴベルタ・メンチュウ 前大統領拘置に歓喜

2015/9/4(Fri)
記事番号: 
1

グアテマラでは、民衆の大規模デモに屈したオットー・ペレス・モリナが大統領を辞職し、わずか1時間後に汚職の罪で拘置されました。マヤ人活動家で1992年にノーベル平和賞を受賞したリゴベルタ・メンチュウに話を聞きます。彼女の訴訟によって、1700人以上ものイシル族のマヤ人の殺害に関わったとして元米支援の独裁者エフライン・リオス・モントが裁判にかけられました。メンチュウは自身の父、母、そして2人の兄をグアテマラの大量虐殺で亡くしました。その後、グアテマラの先住民を代表して行った運動でノーベル平和賞を受賞しました。現在、メンチュウは、1980年代に軍によって最悪の大量虐殺のいくつかが行われたキチェ県で兵を指揮していた容疑でペレス・モリナを裁判にかけるべきだと主張しています。

共有します