「われわれを不当に扱うのが神のお告げか?」: 同性婚への結婚許可発行を拒否する群書記官への抗議が拡大

2015/9/3(Thu)
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米最高裁の判決を拒み、同性カップルへの結婚許可証発行を拒否するケンタッキー州の郡書記官が、9月3日、連邦地裁に出廷し、彼女が法廷屈辱罪に問われるべきではないと主張する予定です。米国最高裁は6月、全米で同性婚を合法とする判決を出しましたが、ケンタッキー州ローワン郡のキム・デイビス書記官はこの判決に従わず、全ての結婚許可証の発効を停止しました。8月31日、最高裁はデイビス書記官の「道義心に対する庇護」を求める上訴を退けました。翌日、同性カップルがデイビス書記官の担当部署を訪れました。ネットで拡散されたビデオには、デイビス書記官に対し、同性結婚許可証発行拒否をする理由を面と向かって問いただすデイビット・ムーアの姿が映されています。ムーアとパートナーのデイビット・エルモルトは、デイビス書記官とその担当部署のスタッフによって、3度結婚許可証の発効を拒否されました。本日はデイビット・ムーアとケンタッキー州全土でLGBTの権利擁護運動を行う「フェアネス・キャンペーン」(Fairness Campaign)理事長クリス・ハートマン、そして弁護士のジョン・ダンマンにも話を聞きます。ダンマンは、何件かのケンタッキー州の結婚裁判の原告と申立人の弁護士ですが、彼らの訴訟事例を一元化して最高裁で争い、事実上、全米での婚姻権利の平等を勝ち取った弁護士です。

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