世界的に禁止されているにもかかわらず、サウジ主導の部隊が米国製のクラスター爆弾でイエメンで数十人を殺傷

2015/9/1(Tue)
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ヒューマン・ライツ・ウォッチは、サウジアラビアが、2015年4月下旬から7月中旬の間におこなったイエメンの都市ハジャへの、少なくとも7回の攻撃で米国製のクラスター爆弾を使用したことを非難しています。攻撃そのものと、攻撃後に拾った不発の子弾の爆発によって、数十人の市民が死亡または負傷しました。米国、サウジアラビア、イエメンは、クラスター爆弾の使用を禁止する国際条約に参加していません。ヒューマン・ライツ・ウォッチのケネス・ロスはクラスター爆弾に対する米国の姿勢を批判しています。「米国はクラスター爆弾は合法的な兵器だと考えています」と、ロスは述べました。「米国は依然として地雷を禁止する条約に署名していません。米国は世界の残りの国よりもはるかに遅れているのです」。

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