無人機攻撃による人質死亡でオバマ大統領謝罪 米国は誰を殺しているか知っているのか 

2015/4/24(Fri)
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パキスタンでの米国無人機による攻撃でがアルカイダの人質2人が誤って殺害されたと伝えられています。ホワイトハウスは、米政府の契約業者ウォーレン・ワインスタインとイタリア人の援助活動家ジョバンニ・ロポルが、1月にアフガニスタンとパキスタンの国境地帯で死亡したと発表しました。23日、オバマ大統領はこの失敗した作戦の「全責任」は自分にあるとし、今回のことは非常に遺憾な痛ましい損失であると表現しました。ホワイトハウスによると、この作戦により米国人アルカイダ指導者のアハマド・ファルークも殺害したと伝えられています。別の攻撃では別の米国人アルカイダメンバーのアダム・ガダーンも死亡したとしています。何百時間もの監視にも関わらず、ホワイトハウスはこの攻撃中に米国人とイタリア人の人質らがアルカイダの収容所に拘束されていたと信じるのに十分な根拠は何もなかったとしています。アメリカ自由人権協会(ACLU)の副法務部長のジャミール・ジャファーは「どちらの攻撃でも実際に誰を殺しているか政府は知らなかったのです。昨日の発表によって、これらの攻撃を政府が統制している規制を問題視する理由がさらに増えました」とい言います。イエメンで起きた米国無人機攻撃による一般市民殺害を記録した新たな報告が発表された直後にこの作戦失敗が発覚しました。

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