シカゴに「ブラックサイト」? 警察、勾留と尋問用秘密施設の運営で告発される

2015/2/26(Thu)
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ガーディアン紙の衝撃的な新記事は、シカゴ警察が勾留および尋問用秘密施設を運営し、そこではしばしば虐待的な手法が使われていると主張しています。同紙によれば、中には15歳という若さの者もいる勾留者たちは、「ホーマン広場」(Homan Square)と呼ばれる変哲もない倉庫に連れていかれました。この施設をCIAの海外秘密施設「ブラックサイト」(black site)の米国版と呼ぶ向きもあります。勾留者は弁護士との接見も認められず、殴られ、正式な記録もされないままに最長24時間勾留されました。元米司法省公民権課の高官2人が司法省の同僚に、過剰暴力行為、弁護士依頼の権利の否定および、強制的尋問の疑いについて調査するよう呼びかけています。ガーディアン紙の国家安全保障担当記者スペンサー・アッカーマンに話を聞きます。2012年に北大西洋条約機構(NATO)への抗議中に逮捕され、「ホーマン広場」で勾留されたビクトリア・スーターにも話を聞きます。

画像クレジット:ガーディアン紙

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