学生たち歴史的ストライキを開始 略奪的な学生ローンの支払いを拒否

2015/2/25(Wed)
記事番号: 
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学生たちは、米国の次の金融危機と言われる1兆2000億ドルを超える学生ローン負債に対し直接行動を起こしています。大学授業料の大幅値上げで、多くの学生たちは巨額の負債を強いられ、学校に通えなくなった者も大勢います。現在、営利企業であるコリンシアン大学システムの元生徒たち15人が、彼らの言う全国初の学生負債ストライキを開始しました。学生達はコリンシアン大学に通うために彼らが借りた学生ローンの返済を拒否しています。コリンシアン大学は、「略奪的」貸付を行ったとして連邦政府から訴えられている大学です。一方、別の活動家グループは、コリンシアン大学の系列校であるエベレスト大学の生徒の負債1300万ドルを帳消しにしたと発表しました。負債者ネットワークのNPO、「ローリング・ジュビリー」は、寄付された資金を使って、ローンを割引価格で購入し、それを破棄するという活動をしています。本日は「ローリング・ジュビリー」の発足を支援した映画制作者で活動家のローラ・ハンナと、学生ローンに対するストライキを行っている「コリンシアン15」の一人、ロトニャ・サッグスに話を聞きます。サッグスはエベレスト大学の刑事司法学科で、2年間プログラムを終え、6万3千ドルの負債を抱えこみました。

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