FCC ネット中立の保護に転換 「開かれたネット」を巨大ケーブル会社の支配から守る市民の勝利

2015/2/6(Fri)
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米連邦通信委員会(FCC)のトム・ウィーラー委員長は、「FCCがこれまで提案した中で最も強力なオープン・インターネットの保護」を打ち出しました。同委員長は、自由で開かれたインターネットの原則である「ネット中立性」を維持するため、インターネット・サービスに公益事業なみの規制を課すことを支持しました。新規制は、コムキャスト社のようなインターネット接続業者がウェブサイトへのアクセスをブロックしたり、コンテンツの送信を減速したり、インターネットサービスに有料で優先扱い(ファーストレーン)を提供することを禁止するものです。また、このような保護は、携帯電話やタブレットを用いたインターネットサービスにも適用されます。今回の提案に先立ち、FCCは400万件近い記録破りの数のパブリックコメントを受け取りましたが、そのほとんどすべてが、強力な保護規制を支援するものでした。また、オバマ大統領もインターネットの保護を支持する声明を発表していました。FCCは、2月26日にこの計画への投票を行いますが、通信事業者によるロビー活動の活発化は必至で、通信事業者は、この案が可決されれば訴訟を起こすと脅しています。番組のゲストは、FCCにネット中立性の投票を行わせるよう、「インターネット・カウントダウン」キャンペーンを組織してきた主要団体のひとつ、「フリー・プレス」の戦略担当上級責任者のティム・カーです。

☆このニュースは「学生字幕コンテスト2015」の課題に挙がっています。記事の表題をクリックすると英語版に飛べます。関連の参考動画(字幕付き)は、こちらです⇒
マイケル・パウエルの置き土産とネット中立性を守るバトルの再開

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