反対意見の封殺 国連は気候会議の抗議者に「キーストーン」「ケリー」「米国」などのことばの使用を禁止

2014/12/12(Fri)
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環境団体サステインUS (SustainUS)の若手活動家アリサ・ジョンソン=カーツに、国連気候変動会議が抗議者たちにバナーとスローガンを事前に提出し承認を得ることを義務づける規則について聞きます。ジョンソン=カーツによると、この規制は政府高官やプロジェクトなど特定の名前に触れることを禁じています。「私たちが提出しようとしたバナーには、矢印の一方にキーストーンXLの名が、もう一方に生存可能な未来という言葉が書かれていましたが、受け取りを拒否されてしまいました」とジョンソン=カーツは言います。市民団体は会議場内の出来事からますます隔離されています。「そのくせ、会議にやって来る化石燃料企業にはほとんど何の制約も課されていないのです」と、番組ゲストのジェイミー・ヘンはコメントしています。ヘンは、気候団体350.orgの共同設立者でコミュニケーション責任者です。

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