アル・ゴア元副大統領 オバマ大統領にキーストーンXL申請却下を要請 米交渉団長ケリー長官は無言

2014/12/12(Fri)
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12月11日気候変動に対処する行動を情熱的に訴えたジョン・ケリー米国務長官は、国連気候変動会議に出席した米政府代表としては、2009年のコペンハーゲン会議にオバマ大統領が出席して以来、最高位の高官です。ケリー長官は30分にわたる演説を行いましたが、その中で、多くの人々が懸念しているキーストーンXLタールサンド石油パイプライン建設計画の申請についてまったく触れませんでした。ケリー長官はこの予算額80億ドルのパイプライン計画の承認に関し、オバマ大統領に最終的な進言をする立場にあります。エイミー・グッドマンはケリー長官の演説に出席していたアル・ゴア元米副大統領に、なぜオバマ氏にキーストーンXL計画の申請却下を望むのかを質問しました。グッドマンはケリー長官と米国の気候交渉官トップのトッド・スターンにも同じ問いを投げましたが、二人とも返答を拒否しました。

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