「黒人に対する警察の暴力はこれで公式に解禁」:法律専門家が大陪審によるウィルソンの不起訴を非難

2014/11/25(Tue)
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セントルイス郡検事のボブ・マクロックは11月24日、大陪審はマイケル・ブラウンの死亡に関し、警官のダレン・ウィルソンをいかなる犯罪で起訴する「もっともらしい理由は存在しない」と判断したと発表しました。大陪審は3ヶ月間審議し、ウィルソン自身を含む複数の証言を数十時間に渡り聞き取りました。しかし彼らは事件のすべてについてを聞いたのでしょうか? マクロック自身も、大陪審の審議中、警察寄りの偏見や、まるで裁判のような今回の異例の大陪審手続きに対する疑問をめぐり辞任を要求されるなど世間の監視の目にさらされてきました。「憲法上の権利センター」(Center For Constitutional Rights)の代表でファーガソンから戻ったばかりのビンス・ウォーレンに話を聞きます。「不起訴という決定から何も得られるものはありません。黒人に対する警察の暴力がこれで公式に解禁になったという事実以外はね」と、ウォーレンは言います。

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