マイケル・ブラウンの殺害者は罪を免れるのか?「意味ありげ」な情報が漏えいされる中 警察は暴動鎮圧の準備

2014/10/29(Wed)
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ミズーリ州ファーガソンで四面楚歌の状態にあるトーマス・ジャクソン警察署長の身の振り方ついて、矛盾した報道が飛び交っています。匿名の政府関係者がCNNに伝えたところによると、8月に同市の警察官が非武装の10代の黒人マイケル・ブラウンを殺害した後の、警察署改革の一環として警察署長が辞任するだろうということです。しかしジャクソン署長とファーガソンの市長はそれが誤報であるとしています。このニュースは大陪審が少年を殺害した警察官ダレン・ウィルソンを訴追できるかどうかを検討している最中に報道されました。この事件の捜査では、殺害についてのウィルソンの説明を裏付けるような多くの漏えい情報が身元不明の発信元から発信されています。司法省はこれを「無責任で、問題ある」漏洩であり、「この事件についての世論を左右しようとする不適切な試み」としています。最近の漏えいは抗議者と警察の間の緊張を高め、抗議者たちは、ウィルソンを訴追しないという決定をする前に、国民の不満を拡散するための巧みな策謀の一部だと訴えます。一方、セントルイス郡警察は11月の大陪審の判決を前に、大規模な抗議に備えて催涙ガス、手りゅう弾、トウガラシ弾、プラスチックの手錠を貯蔵していると報道されています。本日は、セントルイスの21区からの市会議員であり、長年のコミュニティ活動家アントニオ・フレンチに話を聞きます。彼は新しい組織「癒えよセントルイス 」(Heal STL)の創設者でもあります。

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