史上最大の税金詐欺:利益を海外に置き 10億ドル単位の税金逃れをする米企業の手法

2014/8/28(Thu)
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バーガーキングはカナダの低い法人税率を求めて北へ向かおうとしています。ローリングストーン誌の記者ティム・ディキンソンに新しい記事、”The Biggest Tax Scam Ever”(史上最大の税金詐欺)について話を聞きます。この記事でディキンソンは、大手米企業が、利益を海外の子会社に付け替えて数千億ドルの税金逃れをしているにもかかわらず、さらに議会による税制優遇措置を受けていることを報じています。「最悪なのは、大手ハイテク企業(マイクロソフト社、760億ドル)、大手医薬品企業(ファイザー社、690億ドル)、大手石油会社(エクソンモービル社、470億ドル)、投資銀行(ゴールドマン・サックス、220億ドル)、大手タバコ会社(フィリップモリス社、200億ドル)、大型ディスカウントストア(ウォルマート、190億ドル)、ファーストフード・チェーン(マクドナルド、160億ドル)、加えて重機メーカー(キャタピラー社、17億ドル)などだ。ゼネラルエレクトリック社は1100億ドルを海外に隠し、実効税率を4パーセントに抑えている。これは米国税庁への納税義務を31パーセント下回る率だ」とディキンソンは記事に書いています。

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