ヒップホップのタリブ・クウェリとローザ・クレメンテ 警官暴力への闘争の「グラウンド・ゼロ」ファーガソンから語る

2014/8/25(Mon)
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8月9日に白人警察官に殺害された非武装のアフリカ系アメリカ人の若者、マイケル・ブラウンの葬儀が本日、セントルイスで行われるため、哀悼者らが次々と集まっています。ファーガソンでは警官による18歳のブラウンの殺害に対し2週間にわたって夜間の抗議行動が行われてきましたが、父親のマイケル・ブラウン・シニアは1日間の静けさと平和を呼びかけました。ファーガソンのデモに参加したヒップホップ界でよく知られた2人に話を聞きます。タリブ・クウェリは世界的に有名なヒップホップアーティストです。ローザ・クレメンテはベテランの活動家で、「ヒップ・ホップ・コーカス」の元代表です。クレメンテは2008年には緑の党の副大統領候補にもなりました。「彼は私の息子だったかもしれない、あるいは私自身だったかもしれないということ。黒人男性であることや私自身のアメリカでの経験など、多くの意味で彼と関係が深かったということ。ニュースがとらえることのできなかったような方法で、私は心を打たれた」とクウェリは語ります。

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