エジプトは警察国家だ: ムスリム同胞団の上層部のメンバー 新たな628人の大量死刑判決を非難

2014/4/30(Wed)
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エジプトの裁判所は683人のムスリム同胞団とされる支持者達に死刑判決を下しました。この中には同胞団の精神的指導者モハメッド・バーディーも含まれます。これを受けて バーモント州のパトリック・レイヒー上院議員は、米国の6千500万ドルのエジプトへと軍事支援を中断する計画を発表しました。レイヒーはこの海外援助を監督する上院小委員会の議長で、この死刑判決の手続を「でっち上げ裁判」と形容しました。レイヒーの表明は、オバマ政権が昨年のモハメド・モルシ大統領崩壊に続いたエジプトへの軍事援助の停止を緩和するすると述べた翌週に発表されました。もう一つ物議を醸したのは、エジプトの裁判所が2011年のホスニ・ムバラク大統領追放した民衆蜂起に大きな役割を果たした4月6日のデモクラシーグループの活動を禁止したことです。カイロからデモクラシー・ナウ!の特派員シャリフ・アブゥル・クドゥースにこれらの最新情報と動向を中継で伝えてもらいます。また亡命中のムスリム同胞団の政党派である自由と公正党の国際関係担当のモハメド・スダーンにも話を聞きます。

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