「インターネットのユートピア的潜在力」 デジタル時代の力と文化を取り戻す方法

2014/4/25(Fri)
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著述家でアクティビストのアストラ・テイラーは新著 The People's Platform: Taking Back Power and Culture in the Digital Age (『市民のプラットフォーム:デジタル時代の力と文化を取り戻す』)の中で、ネットの中立性はネット・アクセスとオンライン上の表現の平等性を保障するための第一歩にすぎないと論じています。「ネットのユートピア的な可能性はほんものです。問題は、それを支える経済的な条件が変わっていないことです。旧来のビジネス規範、旧来のビジネス・モデルを決定し問題を背負わせた昔ながらのインセンティブが続いています。インターネットは調査報道を崩壊させたかもしれませんが、広告を崩壊させたわけではありません」とテイラーは指摘します。

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