ルービン「ハリケーン」カーターが死去、76歳:冤罪のボクサー 無罪を勝ち取り活動家に

2014/4/21(Mon)
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有名なボクシング選手で冤罪救済活動家のルービン・「ハリケーン」・カーターが76歳で逝去しました。自らの潔白を証明するまでの19年間、殺人の罪で不当に刑務所に収容された後、人種的不公平の国際的シンボルとなりました。釈放後、カーターは、冤罪受刑者たちのための運動を推進しました。彼の身に起きた苦難は、1975年にリリースされたボブ・ディランの歌「ハリケーン」や数々の本、そして1999年のデンゼル・ワシントン主演の「ザ・ハリケーン」で紹介されています。本日は、カーターの共同被告人で、最後まで彼の面倒をみた親友ジョン・アーティスと、カーターの自叙伝Eye of the Hurricane: My Path from Darkness to Freedom(『ハリケーンの目:闇から自由への道』の共同著者でカーターの団体「イノセンス・インターナショナル」の広報部主任を務めるケン・クロンスキーに話を聞きます。また、1994年に行われたカーターの人生の苦難と勝利についてのスピーチの一部もお送りします。「彼は司法制度のゴリアテに立ち向かったダビデだ」と親友についてアーティスは語っています。

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