刑務所に行くのは誰? マット・タイビが語る米国の金融界と市井の不公正格差

2014/4/15(Tue)
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受賞歴のあるジャーナリストのマット・タイビは、金融危機が始まって以来、圧倒的多数のホワイトカラー犯罪者(知能犯罪者)が刑期を逃れる一方で、不平等な司法制度によって貧困者や非白人種が大量に投獄されている理由を問う衝撃的な新刊を発表しました。The Divide: American Injustice in the Age of the Wealth Gap(『分裂:貧富の格差時代の米国の不公正』)の中で、タイビは、富裕層と貧困層の世界大恐慌に匹敵する所得格差と、起訴と投獄の対象における「正義」の格差がいかに対称的であるかを述べています。「他のすべての人々には法執行が信じれないくらい厳しいことを考えるとき、ホワイトカラー犯罪者に法的処置がされないことを考えると、さらに異様に思えます」と、タイビは言います。

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