ブラッドリー・マニング:「自由な社会で暮らすためには ときに高い対価を払わなければならない」

2013/8/22(Thu)
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米陸軍ブラッドリー・マニング上等兵は8月21日、イラクとアフガニスタンでの戦争、及び米国の外交政策に関する70万点以上の機密文書とビデオをウィキリークスに漏らした罪で、禁固35年の判決を言い渡され、軍より不名誉除隊されました。この判決は、過去にメディアに情報を漏らしたどの国家公務員に対する処罰よりも、大幅に長いものです。7年ほど経てば、マニングは仮釈放される可能性もあります。判決を言い渡された直後に発表した声明で、マニングはオバマ大統領に恩赦を求めました。「機密情報を公開しようと決めたのは、祖国への愛と人々への義務感からでした」と、弁護士のデビッド・クームズが読み上げたマニングの声明にはあります。「恩赦を却下された場合は、自由な社会で暮らすためには、ときに高い対価を払わなければならないのだと考えながら服役します」

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