イラン新大統領 「敵対と攻撃」関係の緩和と制裁の解除を欧米に呼びかける

2013/8/5(Mon)
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イランで4日、任期を務めたマフムード・アフマディネジャド前大統領に代わってハサン・ロウハニが 新大統領に宣誓就任しました。専門家の言う「融和的演説」で、ロウハニは米国との関係改善と国際社会による制裁の解除を呼びかけました。彼が就任する3日前、米下院は石油輸出を中心としたこれまでで最も厳しい対イラン制裁を可決しました。全米イラン系米国人協会(National Iranian American Council)の創設者で代表のトリタ・パルシに話を聞きます。「過去に外交で成功を収め、世界に多少の希望を与えた新大統領の就任の3日前に米議会が制裁を可決することは……米議会に和解の意図が全くなく、むしろ対立の意図があることだけを示唆しています」とパルシは語ります。

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