アーカンソー州でエクソンモービルのタールサンド原油パイプラインが損傷 オバマ大統領がキーストーンXLの命運を検討する中

2013/4/1(Mon)
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カナダから輸送中の数千バレルの原油がアーカンソー州中部で流出し、20世帯ほどが避難を余儀なくされており、エクソンモービルは今もなお汚染除去作業を行っています。20インチの通称「ペガサス」タールサンドパイプラインは29日夜、アーカンソー州メイフラワー付近で破裂し、環境保護局のカテゴリーで定義される「大規模流出」を起こしました。この事故を受けて、これまでも異論のあった、カナダからテキサス州の精製所までタールサンドを輸送するキーストンXLパイプライン建設について、オバマ政権に中止を求める声が再燃しています。「まるで自然が、こういった資源をトラックで運び、パイプに流し入れ、色々なところへ輸送するのではなく、今まで数百万年間、問題なくそこにあったカナダの地下にそっとしておくのが一番良いというメッセージを伝えているかのようだ」と350.orgの創設者ビル・マッキベンは語ります。彼はEaarth : Making A Life On A Tough New Planet(『Eaarth:厳しい新惑星で生きる』)の著者です。

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