黒人を理由に死刑判決のテキサス州受刑者デュアン・バック、起訴した検察官が死刑執行停止の道を模索

2013/4/1(Mon)
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デュアン・バックが1995年に元恋人のデボラ・ガードナーと彼女の友人のケネス・バトラーを殺害に関して有罪であることは間違いありません。けれどもこの裁判で、陪審員団は仮釈放なしの終身刑ではなく死刑を陪審員団が選択したのは、アフリカ系米国人の犯罪者は社会に将来危険をもたらす可能性がより高いと論じた州の心理学者の証言を根拠にしたからだったとする批判の声が上がっています。本日は2人のゲストをお招きしています。1997年の裁判で次席検察官としてバックの死刑判決を導いたものの、現在は刑執行に反対しているリンダ・ジェフィンと、デュアン・バック弁護団の弁護士で全米黒人地位向上協会(NAACP)弁護基金の刑事裁判部門責任者のクリスティーナ・スウォーンズです。

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