監視の証拠がなければ令状なしスパイ活動にも異議不可と最高裁 ACLUが非難

2013/2/27(Wed)
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まるでカフカ的な決定ですが、米連邦最高裁は、一連の人権団体やジャーナリストたちが政府の令状なし国内監視プログラムに対して提訴していた異議申し立てを却下しました。なぜなら政府が彼らを監視対象にしているかどうか証明できないからだというわけです。アメリカ自由人権協会(ACLU)と人権団体やジャーナリストたちの連盟が訴訟を起こしたのは2008年のことです。当時のブッシュ大統領が外国諜報活動偵察法の修正法に署名した数時間後でした。この修正により国家安全保障局はほとんどノーチェックでアメリカ人の国際電話やEメールを監視する権限を持ったのです。最高裁で証言台にも立ったACLUのジャミール・ジャファーに話を聞きます。

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