「彼がCIAそのものだったのに」 水責め拷問を止められなかったとのブレナンの主張に元CIA職員が異議 

2013/2/8(Fri)
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CIA長官に指名されたジョン・ブレナンは承認公聴会で、水責めや強化尋問テクニック(enhanced interrogation techniques)の活用など拷問手法に関して繰り返し質 問されました。彼は水責めが拷問の1つであると認めることは拒みましたが、この手法には反対するようになったと証言しました。ジョージ・W・ブッシュ政権 の下でブレナンはCIAの副長官でありテロリスト脅威統合センター(Terrorist Threat Integration Center)の所長でした。「思い出してください、彼はこれら厄介な政策を積極的に推進していたのです。特に容疑者引き渡し、特例拘置引き渡しに関する政策です。ですから、彼が今日、拷問に関する上院委員会の情報報告書を読んで以前はまったく知らなかったことを知って、そのことでショックを受けたなんて、しらばくれるのもいい加減にしてほしい。わざと情報を上げさせなかったのです」と言うのはCIAと国務省で分析官を務めたメルビン・グッドマンです。

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