グローバル化する拷問:ブレナン指名公聴会を前に CIAの特別拘置引渡しへの国際的協力関係あらわに

2013/2/7(Thu)
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米連邦議会において、対テロ対策担当の元締め、ジョン・ブレナン大統領補佐官へのCIA長官指名承認公聴会が始まりましたが、そんななか、CIAが9.11同時テロ後におこなわれた、拘束、特別拘置引渡し、拷問などの秘密作戦へのグローバルな協力を詳細に点検した報告書が発表されました。その報告書、”Globalizing Torture”(「グローバル化する拷問」)のなかで、「オープン・ソサエティ正義イニシアティブ」(The Open Society Justice Initiative)は、CIAが136名を拘留するのに、54カ国が手を貸したと述べています。この数字は、これまで試算されてきたなかで最大です。報告書の執筆者アムリト・シンに、この調査結果について、そして現在も展開をつづける同作戦でのブレナンの役割について話を聞きます。

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