メーデーを前にデビッド・ハーベイが語る都市の民衆蜂起、「ウォール街占拠」からパリ・コミューンまで

2012/4/30(Mon)
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5月1日は、「メーデー」もしくは国際的な「労働者の日」として知られています。「ウォール街を占拠せよ」運動の参加者は、「仕事も買い物もやめだ、そこらじゅうを占拠せよ」というスローガンのもと、米国各地で数万人の結集を呼びかけています。全米125都市で抗議行動が計画されています。ニューヨーク市立大学大学院教授で高名な人文地理学者、社会学者のデビッド・ハーべイ氏に、近代史における他の大規模な市民の抗議運動との比較における「ウォール街占拠」運動の位置づけを聞きます。「何かを彷彿とさせる。明日は、さらに多くの人が『ほら、事態は変わらなくちゃいけないんだ、何か違うことが起きないといけないんだ』と言うような状況になることを願っています」とハーべイは言います。『Rebel Cities: From the Right to the City to the Urban Revolution 』(反乱する都市:都市への権利から都市革命へ)は、ハーヴェイの新書です。

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