「みんなハイチのためと言ってやってくるが問題が増えるだけだ」──シスター・マリー・フィニックが復興努力を語る

2010/7/14(Wed)
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シスター・マリー・フィニックはポルトープランスのカトリック慈善団体マシュー25ハウスの所長です。彼女は遅々として進まないハイチの復興について批判的です。「みんなハイチのためといろいろと策を持ってここにやってくるが、それは問題を作り出しているだけだ」と言います。「アメリカから大勢のひとがやって来くるが、彼らは本来ハイチの人間たちがやるべき仕事をやってしまっているのです。ハイチの家族を助けたいなら、その飛行機代を送ってくれと、私は言いたい。そうすればあなた方がここに来てやるのと同じ仕事を仲間たちがやれるんだから」。
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